2011年4月28日（木）〜9月25日（日）　
追悼　三岸黄太郎展−記憶の中にある風景−

札幌のHOKUBU記念絵画館にて三岸黄太郎展が開催、初期の静物画から晩年のフランスの風景まで33点を展示。
HOKUBU記念絵画館(北武記念絵画館)
札幌市豊平区旭町1丁目1-36
TEL：011-822-1306
開館日：会期中の毎週木金土日曜日に開催
開館時間：10：00〜17：00（入館は閉館30分前まで）
入場料：一般300円・小中生200円・幼児無料
地下鉄東豊線「学園前」駅、1番出口より徒歩7分
じょうてつバス平岸線［環56］、［南56］、［旭町１丁目］より徒歩1分
後援：札幌市・札幌市教育委員会

詳細はこちらをご覧下さい。

2011年6月13日（月）〜7月9日（土）
沼津信用金庫本店・ストリートギャラリーにて三岸黄太郎展が開催されました。

人は記憶を拠り所に生を育み、歴史を刻んでいきます。
記憶はゆったりと時間をかけて昇華します。
時は絵筆に代わり、記憶は優れた芸術家の手により具現化され、永遠の姿となって、私共の前に現れます。
本展示は、一昨年の12月に亡くなった三岸黄太郎を追悼するもので長年愛し芸術活動・生活の地であったヴェロンの想いを様々に表わした作品を中止に回顧するものです。
心を照らし温めてくれる静寂感漂う作品を是非ご鑑賞ください。

ぬましんストリートギャラリー
沼津駅南口より徒歩5分 夜10時までライトアップ

【お問い合わせ】
沼津信用金庫 担当：溝渕
〒410-8610　沼津市大手町5-6-16
TEL：055-962-5200

三岸黄太郎が79歳で亡くなり、はやいもので1年半が経ちます。
三岸節子はかって「私の絵は眼を楽しませる。黄太郎の絵は心を楽しませる。」と語りました。
皆様はご覧になってどのようにかんじられたでしょうか。
フランスのヴェロンを中心とした20点程を展覧いたしました。

2009年12月27日三岸黄太郎は大磯の自宅で逝去いたしました。
下の写真は2009年11月2日〜14日三岸黄太郎展の出品作品です。

:::September 15 - October 6 ,2007:::
カナダのBeckett Fine Artにて展覧会開催
http://beckettfineart.com/dynamic/exhibit.asp

写真左上より
三岸黄太郎『Community』（39.25 x 31.5）
三岸黄太郎『Landscape』（20.75 x 18）
三岸黄太郎『Ropes Blossom』（28.5 x 35.75）
三岸黄太郎『Country House』（15 x 18）
三岸黄太郎『Emerging Light』（36 x 36）
三岸黄太郎『Castle in Pink』（31.8 x 39.3）
三岸黄太郎『Spring Dawn』（25.5 x 39）
三岸黄太郎『Avallon - In the Fog』（28.75 x 35.75）
三岸黄太郎『カナダのBeckett Fine Art』

神奈川県大磯町、黄太郎のアトリエです。

Date History 1930（昭和05） 9/27 父好太郎、母節子の第3子として東京都中野区鷺宮に生まれる。 1934（昭和09） 4歳　7/1 父好太郎死去。 1947（昭和22） 17歳　此の頃より油絵を描き始める。 1953（昭和28） 23歳　銀座兜屋画廊にて初個展。 　8月神戸より日本郵船赤城丸にて私費留学生として渡仏,10月パリ到着。 1954（昭和29） 24歳　節子と共にフランス国内を旅行する。 1955（昭和30） 25歳　スペイン、イタリアを旅行後、7月マルセイユより乗船、帰国の途につく。 　10月銀座兜屋画廊・大阪梅田画廊にて第2回個展（1956、1957年）。 1956（昭和31） 26歳　朝井閑右衛門より新樹会会員に迎えられ出品（以後1967年再渡仏まで毎年出品）。 1957（昭和32） 27歳　朝日新人展（日本橋高島屋）に出品。 第1回安井賞候補新人展（国立近代美術館）に「作品Ａ」「作品Ｂ」を推薦出品。 1959（昭和34） 29歳　文藝春秋画廊にて京都風景による個展。 1962（昭和37） 32歳　第6回安井賞候補新人展に「静物�T」を推薦出品。以後第7、8回展にも推薦出品する。 1963（昭和38） 33歳　第2回国際形象展（日本橋三越本店）「作品�T」「風景」など招待出品。 1965（昭和40） 35歳　日本橋東邦画廊にて静物による個展｡（66・67・68年にも個展開催） 1966（昭和41） 36歳　第1回昭和会展に招待出品、シード作家となる（第3回まで招待出品）。 日本橋東邦画廊にて人物による個展。 1967（昭和42） 37歳　新樹会第24回展（日本橋三越本店）に「裸婦」3点を出品。 新樹会展最後の出品となる。以後無所属作家として個展を中心に新作発表を続ける。東邦画廊にてパステル展。 1968（昭和43） 38歳　東邦画廊にて室内静物による個展。 12月母節子と家族と共に再渡仏。パリ到着後一路南仏カーニュに向かい、そこに居を定める。 1974（昭和49） 44歳　一時帰国。日本橋東邦画廊で5年ためた南仏風景の個展。 8月南仏からブルゴーニュ地方のヴェロンに移転。 1975（昭和50） 45歳　南仏の明るい風景から一転した暗い北仏風景へと少しずつ眼を開く。 1978（昭和53） 48歳　パリ日動画廊にてブルゴーニュ風景による最初の個展（1979・81・87・89年にも開催）。 一時帰国、日本橋三越本店にて個展。 1982（昭和57） 52歳　FIAC'82(パリ：グラン・パレ)に出品。 東京日動画廊・名古屋日動画廊にて個展。（85・86・89年にも開催）。 1984（昭和59） 54歳　FIAC'84にて個展。 1985（昭和60） 55歳　名古屋日動画廊にてグワッシュ展。 1986（昭和61） 56歳　1月ジュネーブ：ギャラリー・モッテにて個展。 2月ロンドン：ピーターナヒューム・ギャラリーにて個展。 6月バーゼル・アートフェアー'86に出品。第25回国際形象展（日本橋三越本店）に「雷が落ちた」を招待出品。 1987（昭和62） 57歳　アムステルダム：エンデ画廊にて家族展。 1988（昭和63） 58歳　バーゼル・アートフェアー'88にて個展。 1989（平成01） 59歳　東京日動画廊にて個展。 1990（平成02） 60歳　日本橋三越本店・札幌三越にて個展。 1992（平成04） 62歳　高島屋にて個展（横浜・京都・岐阜・岡山・大阪、1994、96、98、2002年にも開催）。 1996（平成08） 66歳　銀座高輪画廊にてグワッシュ展。 1998（平成10） 68歳　カナダ・トロント：ベケット・ファイン・アートで第1回個展。 1999（平成11） 69歳　名古屋丸栄にて個展。 4/18 母節子死去。 2000（平成12） 70才　銀座高輪画廊にて小品展。 カナダ・トロント：ベケット・ファイン・アートで第2回個展。 2001（平成13） 71歳　1月名古屋三越にて個展。 10月船橋西武にて個展。 2002（平成14） 72歳　1月日本橋高島屋にてグワッシュ展。 9月カナダ・トロント：ベケット・ファイン・アートで第3回個展。 2003（平成15） 73歳　日本橋高島屋にて個展（東京・大阪・京都・岐阜・名古屋・横浜・米子・岡山）。 10/4〜11/30長野県東御市：梅野記念絵画館ふれあい館で”三岸黄太郎展-北欧の風土と心を描く-”が開催される。 2004（平成16） 74歳　カナダ・トロント：ベケット・ファイン・アートにて第4回個展。 2006（平成18） 76歳　4/5〜4/11高輪画廊にて個展。日本橋高島屋にて個展 2007（平成19） 77歳　9/15〜10/6 カナダ・トロント：ベケット・ファイン・アートで第5回個展 2009（平成21） 79歳　11/2〜11/14 高輪画廊にて個展。 12/27 神奈川県大磯町にて逝去、享年79歳 2010（平成22） 2/15〜2/25三岸黄太郎追悼展が銀座高輪画廊で開催。